今回はプロ6年目、2021年シーズンの当初から、打撃での活躍も目覚しい呉念庭選手についてまとめてみました。
目次
呉念庭選手のプロフィール
登録名 | 呉念庭 (うー ねんてぃん) |
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生年月日 | 1993年6月7日 (27歳) |
身長・体重 | 178cm・75Kg |
投・打 | 右投げ・左打ち |
出身地 | 台湾・台北市 |
![](https://rainbow-rose-bb.com/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-04-4.39.46-300x290.jpg)
呉念庭選手は台湾出身ですが、日本の高校・大学を経て入団しているため、外国人枠から外れています。
呉念庭選手の経歴
呉念庭選手は台湾の新北市立汐止国民中学校から岡山県共生高等学校に野球留学しました。後に巨人から西武に入団しチームメイトになった廖任磊(リャオ・レンレイ)は高校の同級生です。
甲子園出場経験はありませんでしたが、高校卒業後2011年に四国アイランドリーグplusのドラフト会議で、愛媛マンダリンパイレーツに指名され入団合意に達しました。しかし、2012年1月に自身の都合による退団が発表され、呉念庭選手は第一工業大学に進学しました。
第一工業大学時代には遊撃手や二塁手を務め、4年生時の第94回九州地区大学野球選手権大会の1回戦で2打席連続本塁打を記録しています。
2015年10月のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから、広角に打ち分ける打撃センスと俊足からの将来性に期待され、7巡目での指名で、契約金2,000万円、年俸600万円(金額は推定)で契約を結びました。背番号は「39」。
呉念庭選手の父親は台湾で有名なプロ野球選手
呉念庭選手の父・呉復連(ウー・フーリエン)氏はバルセロナ五輪の銀メダリストで台湾プロ野球界の英雄です。現役時代は内野手として活躍し、台湾のプロ野球チーム中信兄弟エレファンツの監督も務めました。2015年11月の国際大会「プレミア12」では台湾代表ヘッドコーチも務めています。台湾プロ野球界ではかなりの大物なんですね!
父親の呉復連氏は高校時代は元西武のエースだった郭泰源氏とチームメイトでした。また台湾プロ野球チームの「嘉南勇士」時代は埼玉西武ライオンズの渡辺久信GMとチームメートだったこともあります。父親の呉復連氏は西武ライオンズと縁の深い選手だったんですね!
渡辺GMは幼ない頃の呉念庭を覚えており、「よくグラウンドをちょこちょこしていたんだよ。グラブさばきやリストの強さは二塁手だったお父さんにそっくり」と語っています。
呉念庭選手の年棒は?
2021年の呉念庭選手の念棒は880万円です。
呉念庭選手へのウーイングとは?
呉念庭選手が打席に立つ際は名前のウーにちなんで、応援のためのファンからのブーイングならぬ「ウーイング」が名物?でした。コロナ後は声出しでの応援が自粛されていますので、「ウー」と両手でサイレンが回る動きを表した「ウーイング」に変わっているようです!
呉念庭選手の元気の源は?
2016年の入団当時、呉年庭選手は「おふくろの味」として「鶏スープ」をあげていました。これがとても美味しそう。
おじいちゃんの家で鶏を飼っていて、山で自由に走らせているんです。その鶏をきちんと処理して、丸ごと鍋に入れて1~2時間じっくり煮込む。そこにシイタケやタケノコなどを入れると、すっごくコクがあっておいしい鶏スープができる。普通に買う鶏肉とは脂の乗りが違うので、実家でしか食べられません。
一度、どうしても食べたくなり、大学時代に一人暮らしをしているとき、スーパーで買ってきた肉で作ってみましたが全然違いました。
家に常備されているので、ちょっとお腹が空いたらそこにご飯を入れて食べたり、ニンニクを入れるとパワーもつく。コラーゲンもたっぷりで、肌にもいいですし、本当に飲んだら元気になります!
週間ベースボールONLINEより
呉念庭選手の登場曲は?
呉年庭選手の2021年シーズンの登場曲はこちら↓
”Searching For The Ghost” DEAN FUJIOKA
呉念庭選手の成績は?
2021年4月3日現在
2021年
試合数 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
3 | .500 | 5 | 1 | 8 | 0 |
2020年
試合数 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
51 | .227 | 10 | 0 | 5 | 2 |
まとめ
いかがでしたか?呉念庭選手は内野は1・2・3塁はどこでも守れる選手です。2021年シーズン開幕から山川穂高選手の負傷に伴い1軍昇格し、すぐに結果を残しました。
呉念庭選手には、負傷者が続出し大ピンチの埼玉西武ライオンズを打撃で救う活躍が期待されます。今後も呉念庭選手に注目していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。