野球のルール

超初心者向け野球のルール!ポジション・得点の仕方・アウトなどについて解説!

野球を見に行くことになったけれど、全くルールを知らない。子供が一緒に見るようになったけれど、子供でもわかるようにルールを教えたい。そんな時の参考になるように、これさえ抑えておけば観戦が楽しめる最低限のルールを解説します!

1チーム何人でプレイするの?

野球は9人でプレイします。ベンチにいる控えの選手と途中交代もできますが、交代した選手は再度プレイすることはできません。

野球にはどんなポジションがあるの?

それぞれの守備の大まかな役割とワンポイントです。

 

ピッチャー <投手>

バッターへ球を投げる人です。

★ものすごく速い球を投げたり、変化球を投げたりして、バッターに打たれないようにします。

キャッチャー <捕手>

ピッチャーが投げたボールを受け止める人です。

★サインを使って次にどんな球を投げるかピッチャーと話し合ったり、守備の指示を全体に送ったりもします。バッターにも近く、ピッチャーのものすごく速い球を受ける役目なので、プロテクターを着けています。

ファースト <一塁手>

守備と1塁に投げられた球を受ける役目をします。

セカンド <二塁手>

守備と2塁に投げられた球を受ける役目をします。また、外野から投げられた球を受けて投げる中継の役目もします。

サード <三塁手>

守備と3塁に投げられた球を受ける役目をします。

ショート <遊撃手>

守備と2塁に投げられた球を受ける役目と、外野から投げられた球を受けて投げる中継の役目もします。

★守る範囲が広いので、打球の行き先を判断して素早く動く能力が必要です。ショートの守りが硬いと守りが強くなります。

レフト <左翼手>

外野左側の守備と取った球を内野に投げる役目をします。

センター <中堅手>

外野中央部の守備を取った球を内野に投げる役目をします。

★レフト・ライトもそうですが、外野の守備範囲は広くて内野まで長い距離を送球するので、足が速くて肩が強い選手が多いです。

ライト <右翼手>

外野右側の守備と取った球を内野に投げる役目をします。

 



試合の進み方

野球の試合は2チームが攻撃する側と守備する側を交代しながら、試合を進めます。基本的に1回から9回まで試合を進めて、最後に多く得点した方が勝ちです。1回の表に攻撃したチームは1回の裏には守備にまわります。それを繰り返して9回まで進め、攻撃側はベースを回って点を取ることを目指し、守備側はアウトを取ることを目指します。守備側が3つアウトをとると攻守交代となります。

得点するにはどうするの?

野球はピッチャーが投げた球をバットで打って、ホームベースから反時計回りに一塁→二塁→三塁と進んでホームベースに帰ってきたら1点入ります。もしくはホームランを打つと1点入ります。守備側は得点されないように、打たれた球を急いで拾って、アウトにします。

どうなったらアウトになるの?

細かいことは他にもありますが、試合観戦に当たって最低限なのは・・・

バッター(打者)がアウトになるケース

①三振する

空振りや見逃しをしたり、バットに当たってもファウルになったりして、最終的にストライクが3つカウントされた時

②フライフライ

バッターが打っても、球が地面に落ちる前に守備がキャッチした時

③ゴロアウト

バッターが打って一塁に着く前に、捕球された球が一塁に到達している時

ランナー(走者)がアウトになるケース

①塁にいない時に球を持った守備の選手にタッチされた時



ストライク、ボールって何?

ピッチャーがバッターに球を投げる際に、余りにも外れた球を投げると打つことはできないため、ストライクゾーンというのが決まっていて、そこを通り抜けた球はストライク、それ以外はボールとなります。それを見極めるのが、野球の主審で、ピッチャーが投げる度に、ストライク、ボールの判定をしていますね。

ストライクが3つカウントされるとバッターはアウトになり、次のバッターに交代してカウントはリセットされます。アウトを取るまでにボールが4つカウントされると、フォアボールとなって打者は一塁へ進めます。

ファウルゾーン?フェアゾーン?

ホームベースから一塁と三塁に向かって真っ直ぐにに伸びる線が引いてありますが、これをファウルラインと言います。この線の内側をフェアゾーンと言い、その外側をファウルゾーンと言います。

バッターが打った球がどこに行ってもヒットになるわけではなく、フェアゾーンの中に落ちたものはヒットとなります。



野球のカウント表示の見方

テレビの野球中継などで画面に小さく表示された

「B」はボール 「S」はストライク 「O」はアウト のそれぞれのカウントを表します。

まとめ

いかがでしたか?今回は試合観戦に最低限必要なルールだけご紹介しました。他にも細かいルールはありますが、ルールを理解するには実際に試合を最初から最後までじっくり観戦してみることが一番の早道です。ぜひ、これらを参考にして試合観戦をしてみてくださいね!